東京産のタナー
実家で収穫した東京産のタナー(Tannat)。2週間程前に実家に戻ったとき、幸運にもちょうど収穫したばかりというタナーを味わうことができました。収穫といっても一般家庭の庭先で育てているだけなので、毎年取れ高は2,3房ではありますが。
栽培は完全に父任せです。こうした方が良いと思う点もありますが、何も言いません。父の日か何か忘れましたが、植原葡萄研究所(http://www.uehara-grapes.jp/index2.html)で苗木を購入して送ったのがはじまりです。虫が集るとブツブツ言いながらも毎年育てているので、何だかんだ楽しんでくれてるんじゃないかと思っています。
タナーの産地というとフランスの南西地方に加えて、今では南米のウルグアイも主要な産地になりましたが、私がいたイタリアのウンブリアでも少量ですが栽培されていました。とても特徴的な葉の形をしているので直ぐに見分けることができます。
因みに、肝心の東京産タナーの味わいですが、熟した面が写っているものの実際には未熟な部分も多く、お世辞にも甘いとは言えませんでした。まだまだ父の挑戦(?)は続きそうです。