ブレタノマイセスで醸してワイン樽で熟成したビール

タイトルそのままのビールを飲みました(笑)

造り手はヨロッコビールです。サイトを訪問すると「3本の木樽(赤ワイン樽)へ移送。それぞれの木樽に異なる種族のブレタノマイセス(野生酵母)を投入。」という説明があります。私自身はNZでブレタノマイセスで醸したワイン(シャルドネ)は飲んだことがありますが、ビールは今回が初めてです。ただし、世の中的にはワインでブレタノマイセスを使う方が珍しいです。先のシャルドネもビールメーカーとワインメーカーがタッグを組んで作ったものでした。

さて、肝心の味わいですが、冷蔵庫から出して抜栓してすぐの状態ではあまりブレット臭は感じられません。ラムネや柑橘系の香りが支配的です。しかし、時間が経って温度も上がってくると、徐々にコーン臭や2,3日目のワインの香りがしてきます。

ブレットというと、一般的にバンドエイドや馬小屋に例えられます。馬小屋が正確にどういう香りを表現しているのか私も把握していませんが、時間が経ったこのビールを嗅ぐと、「ブレットってこういう香りのことか」という独特の香りを感じることができます。そして、その感覚は絶対に正しいです。何故ならブレタノマイセスで醸しているからです。もし飲まれる方がいたら、その感覚を大切にして欲しいです。

最後にとても大事なことを伝えます。このビールは美味しいです!(笑)ここまで読まれた方は全く飲む気がしないかも知れませんが、良い意味で普通に美味しいビールです。1本1000円程しますが、興味がある方は是非トライしてください。

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