丹波ワイン訪問記
京都の丹波にあるワイナリー、丹波ワインを訪問してきました。
ワイナリー訪問を趣味としていますが、実に1年ぶりくらいの訪問になります。日本のワイナリーとなると約2年半ぶりくらいになるかも知れません。コロナが落ち着いてきたとはいえ、まだまだオンラインツアーが主流の中、こちらのワイナリーは従来のオフラインのツアーを開催してくれました。ありがたや...
書こうと思えば色々書けるのですが、一言で表すとこのワイナリーは実に面白い取組みをされています。例えば以下のような感じです。
- サペラヴィ種のワインを製造している
- 50種類以上の葡萄を試験的に栽培している(ネッビオーロやランブルスコも)
- 醸造は主に女性2人が担当している
- 酒蔵と共同でワイン樽で熟成した日本酒を開発
- 醸造にホーロー製のタンクを使用(元々酒蔵だったところをワイナリーにしている)
ツアーを担当してくれた方は、他に害獣の被害が大きい(特に鳥)とか、5年以上前に実際に起きた醸造上のトラブルの話とか、興味深いを話の数々を披露してくれました。とても有意義な時間を過ごせました。
ツアー終了後には4種類のワインを試飲しました。会社の同僚3人で来たという方々と談笑しながらのテイスティングは実に楽しい思い出になりました。中でも写真のタナーは絶品です。これほど上品なタナーが日本で造られているのかと正直驚きました。2名の女性醸造家のワインにかける思いがこちらにも伝わってくる、そんなワインです。
最後に、メルロー樽で熟成したという日本酒を購入し、ワイナリーを後にしました。こちらの日本酒については、テイスティングした際に改めてブログに書こうと思います。皆さんも是非ワイナリーを訪問して、楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。